和風たまねぎドレッシング

何年も前だが、料理教室を開くほど料理上手の友人宅で美味しいサラダをご馳走になった。

畑で採れたばかりという色とりどりの新鮮な野菜が大鉢にこんもり盛られ、その横にはVSOPと書かれたブランデーの瓶。中には上等のブランデーのような琥珀色をしたたまねぎドレッシングが入っていた。

このたまねぎドレッシングが絶品で、サラダを何度おかわりしたかわからない。

友人にドレッシングの作り方を聞くと

「みじん切りの玉ねぎに醤油・酢・酒・みりんを同量、サラダオイル少しを混ぜるだけ。時間が経った方が美味しいわよ」

と教えてくれた。

なるほど、ブランデーの瓶の中のたまねぎは調味料の中に浸っている間に半透明の飴色になっている。

しっかり味の滲みた玉ねぎがサラダの上に乗っかると、レタスだろうがきゅうりだろうがトマトだろうが、単品野菜が瞬く間に立派なサラダになってしまうのだ。

茹で卵にかけても美味いし、時には気分を変えて胡麻油と豆板醤と煎りゴマを加えて中華風にアレンジし、春雨サラダにも使える。

寝かせるほど美味しくなるので、我が家では冷蔵庫に常備している。

ちょうど良いサイズの空き瓶があったので、このドレッシング専用瓶にした

いつもは目分量で作っているが材料はだいたいこんな感じだ。

  • タマネギ 中サイズ半分〜1個(みじん切り)
  • 醤油 大さじ4
  • 酢 大さじ4
  • 日本酒 大さじ4
  • 本みりん 大さじ4
  • バージンオリーブオイル(エクストラバージンではない)大さじ1〜2

作り方は、玉ねぎをみじん切りにして調味料と混ぜるだけ。

この分量でだいたい500ml入る瓶に8分目くらいできるはずだ。

全部混ぜ合わせるだけ

たまねぎの辛みが苦手な人は、赤玉ねぎを使うか、調味料を混ぜる時にまず酢だけをタマネギに振りかけてしばらく放置してから他の調味料を加えると良い。

漬け込めば漬け込むほど玉ねぎの辛みはまろやかになっていくので、できれば1日以上寝かせて欲しいが、辛みが気にならなければすぐに食べられる。

蓋のできる広口瓶などに入れて冷蔵庫で保存すればかなりもつ。

Top Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

和風たまねぎドレッシング

  • 分量: 約400ml
  • 難易度: 簡単
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醤油ベースの和風たまねぎドレッシング


玉ねぎをみじん切りにして調味料と混ぜるだけで出来上がり!
時間をおけばおくほどたまねぎが飴色になってどんどん美味しくなるので、作り置きに最適です。
玉ねぎの辛みが苦手な人は、みじん切りの玉ねぎを調味料と混ぜる時、まず酢だけを振りかけてしばらくおいておくと酢が玉ねぎの辛みを和らげてくれます。
すぐに食べると玉ねぎの存在感が強いですが、冷蔵庫で1日以上寝かせるとまろやかな味わいになります。
オイルは香りが強くないものを使うと、あとで色々アレンジできます。

食材

  • たまねぎ 中サイズ半分〜1個
  • 醤油 大さじ4(60cc)
  • 酢 大さじ4(60cc)
  • 日本酒 大さじ4(60cc)
  • 本みりん 大さじ4(60cc)
  • オイル(香りの強くないもの) 大さじ1〜2

手順

  1. たまねぎをみじん切りにする。
  2. 1に調味料を全て入れ、よく混ぜる。(たまねぎの辛みが苦手な場合、まず酢だけをたまねぎにふりかけて10分以上置き、そのあとから他の調味料を入れると辛みが和らぐ。)
  3. 蓋のできる広口瓶等に入れて冷蔵庫で保存する。

Sooim KIM 

面白い映画、演劇、ドラマを求めてあちこちをさまよいつつ、美味しいものを食べ、好奇心にまかせていろいろ作る。

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