暑い夏になると食べたくなるのが、韓国の冷たい豆乳麺コンククス(콩국수)だ。
初めて口にする人は、「え? これが美味しいの?」と戸惑うかもしれない。
なんせ、スープの材料は豆乳と塩だけ。やさしい豆の香りと塩味だけで食べるシンプルなスープ麺。あまりにもシンプルすぎて、鶏がらスープの素を入れたり、出汁を入れる人もいる。
だが本格派は豆乳と塩しか使わない。
もちろん、真面目に本格派を狙うなら、豆乳から自分で作るのだろうが、大豆をもどすとなると少なくとも5〜8時間はかかるし、それを煮て、皮をとってミキサーで潰して、と考えると、それだけで夏バテしてしまう。
ずぼら料理の醍醐味は、そういう面倒なことはすっ飛ばすこと。
迷わずスーパーの棚に並ぶ成分無調整の豆乳を買って冷蔵庫に放り込み、冷やして使おう!
もしも濃厚な豆乳スープがお好みなら、木綿豆腐と豆乳をミキサーにかければ良いし、ちょっとコクが欲しいという人は、隠し味として練りゴマをひと匙ほど混ぜると良い。
さっと茹でて水にさらした素麺やひやむぎをどんぶりに盛り、そこによく冷やした豆乳をたっぷりかける。具は千切りのキュウリだけ。塩は食べながら好みの量を入れれば良い。
あとはキムチさえあればそれで十分。
冷たい韓国の豆乳麺、コンククス

豆乳は自分で作らなくても良いのです
濃厚な豆乳スープが好きな人は木綿豆腐と豆乳を一緒にミキサーにかけて滑らかにしたものをスープにすると良い。
ちょっとコクが欲しいという人は、練りゴマをひと匙ほど混ぜると良い。
*コンククスにはキムチがとても良くあいます。是非、キムチと一緒にどうぞ!
食材
- 豆乳(成分無調整) 200~300cc
- 素麺か冷や麦 1束
- キュウリ 1/4~1/2本
- 塩 少々
- お好みで、木綿豆腐半丁・練りゴマ茶さじ1杯くらい
手順
- 豆乳を冷たく冷やしておく(濃厚な豆乳スープが好きな人は、木綿豆腐と豆乳を一緒にミキサーにかけ滑らかにしたものを、コクのある豆乳スープが好きな人は練りゴマを入れてミキサーにかけ良く混ぜたものを冷やしておく)
- キュウリを千切りにしておく
- 湯を沸かして素麺又は冷や麦を茹で、茹で上がったら水にとって熱をとる。氷水で冷やすとなお良い。
- どんぶりに3の麺を入れ、冷たく冷やしておいた1をたっぷりかける。その上に2のキュウリを乗せる。
- 塩で味を整えながら食べる。
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