このサラダは一度食べるとかなりハマる。
虜になると言っても良いくらいだ。
いわゆるフレンチの定番ニンジンサラダ、キャロット・ラペ(carottes râpée)のようなものだが、リンゴがたっぷり入っているので爽やか感がちょいと違う。
フレンチのキャロット・ラペはマスタードの入ったドレッシングを作ってそれで和えたものが多いが、このサラダにマスタードは使わない。
そもそも、ドレッシングすら使わない。
シンプルに、千切りのニンジンとリンゴをレモン汁・オリーブオイル・塩だけで和える。
だから味もあっさりして爽やかになるのだろう。
一人で丼一杯食べたくなる。
と言うよりも、一人で丼一杯食べてしまう。それくらい美味しいのだ。
材料はニンジンとリンゴとレモン汁、それにエキストラバージンオリーブオイルと塩のみ。

まず、ニンジンとリンゴを千切りにするか、チーズグレーター(チーズおろし器)でおろす。
今日はチーズグレーターではなく、千切りにしてみた。

ニンジン1本と少々萎びたリンゴ1つ。ちょうど半々の量になった。
それをボールに入れ、レモン汁とオリーブオイルをかけてざっと混ぜる。その後、少しずつ塩を入れていく。

このサラダは塩味がほんのりついている程度が美味しいので、入れすぎないよう味を見ながらひとつまみずつ入れるのが唯一のコツ。
あとはレモンは多めに、オリーブオイルは香りの良いエクストラバージンを使うことくらいだろうか。
和えてすぐ食べても美味しく、1日冷蔵庫で寝かせてしんなりしたものも美味しい。
残ったら、サンドイッチの具にしても良い。
特にレーズンパンにこれを挟むと格別なのだが、残念なことに、レーズンパンに挟むほど残ることはあまりない。
ニンジンとリンゴのサラダ

ニンジンとリンゴのサラダ
フレンチでお馴染みのキャロット・ラペよりも簡単なニンジンとリンゴのサラダ。
ニンジンとリンゴの割合はお好みで。どちらも千切りにするかチーズグレイターでおろし、レモンとオリーブオイル、塩で和えるだけで爽やかなサラダの出来上がり!
リンゴはどんな種類を使っても美味しくできます。
塩を入れるときは少しずつ味を見ながらがコツ。
食材
- ニンジン 1本
- リンゴ 1個
- レモン汁 大さじ2〜3(レモン半個分程度)
- エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1〜2
- 塩 適量
手順
- ニンジンとリンゴは皮を向き、千切りにするかチーズグレイターでおろす。細さはお好みで。
- 1をボールに入れ、レモン汁とEXVオリーブオイルを入れさっと和える。
- 2に塩を少しずつ入れながら調味する。