パイがサクサク。別々につくるお手軽タルトタタン風アップルパイ

林檎が美味しい季節ですね。
紅玉が出回るこの季節によく作るアップルパイをご紹介します。

アップルパイは、パイ皮の中にリンゴを予め煮たものや、砂糖を絡めた生のリンゴを詰めてオーブンで焼きあげるのが一般的な作り方ですが、パイ皮とリンゴ煮を別々に作るとお手軽にタルトタタン風のアップルパイが作れるのです。

パイ皮

まずはパイ皮から。

材料です。

*ベラミーズパイシートは現在2枚入りで販売されています

・冷凍パイシート1枚
・グラニュー糖適量
・粉砂糖適量

冷凍パイシートはいつもフレッシュバターと小麦粉と塩だけで作られているものを使っています。わたしのお気に入りはニュージーランド製「ベラミーズ」です。本格的な折りパイ生地なので、他のお菓子にもアレンジができてとても便利です。

では作り方です。

1、オーブンを200度に温めます。

2、天板にクッキングシートを敷き冷凍パイシートを1枚のせてナイフでお好きな形に切ります(凍っている状態のほうが綺麗に切れます)

お気に入りのレコノムのナイフでカット

3、パイ生地の上にクッキングシートをかぶせ、その上から天板をのせて重石にし、オーブンに入れて10分焼きます。

4、180度に下げてそのまま5分ほど焼きます。

5、一度取り出します。

6、オーブンを200度に戻し温めます。

7、その間にグラニュー糖をふりかけます。
茶こしを使用するのがベストですがズボラなのでスプーンでふりかけました。
ムラができるので茶こし使用を推奨します。

8、グラニュー糖の上から粉砂糖をふりかけます。
ここでも茶こしを使用したほうが良いと思います。スプーンですと画像のようになりますが気にしない方はスプーンで。

9、200度で5分ほど焼きます。焦げ過ぎないよう様子をみながら焼いてください。

10、取り出します(焼けました)

粉糖を茶こしでまんべんなくたっぷりかけると美しい艶が出るのでやってみてください(私はズボラなのでスプ・・・以下略)

このまま食べても美味しいですよ。

リンゴのカラメリゼ

次はリンゴのカラメリゼをします。

材料は、

・リンゴ2個
・グラニュー糖適量(今回は大さじ4~5くらい)
・バター適量(今回は大さじ1くらい)
・レモン汁(無くても良いです)

1、リンゴをカットします。

2、鍋にグラニュー糖を入れて中火にかけます。

3、端から焦げてくるので鍋を回して全体的に焦げるよう砂糖を全体的に散らし焦がしていきます。

4、好みの焦げと香りになったら火をとめてバターを入れます。

5、リンゴを入れて中火にかけます(この時にレモンを絞っても良し絞らなくても良し)

レモン汁を入れる場合はここで入れます

6、カラメルが全体的にからむよう、たまにかきまぜながら煮ていきます。

汁気が無くなる直前まで煮るのが良いと思いますが、私は少しシャキっとした食感が残るくらいが好きなので、そこはお好みで煮てください。

カラメリゼはこれで完成です。

盛りつけ

1、皿にパイを乗せます。

2、温かいリンゴをパイの上に乗せます。

3、アイスクリームを乗せます。

出来上がり。

リンゴは冷たくても美味しいですが温かいほうが冷たいアイスを乗せた時の温度差が楽しめてオススメです。

Photo by Yoko Kadokawa

別々につくるお手軽タルトタタン風アップルパイ

  • 分量: 4人分
  • 難易度: 簡単
  • 印刷

サクサクのパイ皮にリンゴ煮とアイスクリームを乗っけて食べる


市販の冷凍パイシートを焼き、その上にカラメリゼしたリンゴを乗せるとお手軽タルトタタンの出来上がりです。
熱々のリンゴにバニラアイスクリームを乗せて食べるととても美味しいですよ。

食材

  • 冷凍パイシート 1枚
  • グラニュー糖 適量
  • 粉砂糖 適量
  • リンゴ 2個
  • グラニュー糖 大さじ4〜5程度
  • バター 大さじ1程度
  • レモン汁 (無くても良い)
  • バニラアイスクリーム(お好みで)

手順

  1. まずパイ皮を焼く。オーブンを200度に予熱する。
  2. 天板にクッキングシートを敷き、冷凍パイシートを1枚のせてナイフでお好きな形に切る。(凍っている状態のほうが綺麗に切れる。)
  3. パイ生地の上にクッキングシートをかぶせ、その上から天板を重ねて重石にし、予熱したオーブンに入れて10分焼く。
  4. 10分経ったら温度を180度に下げてそのままさらに5分ほど焼く。
  5. パイ皮をオーブンから取り出し、オーブンを200度に戻して温める。
  6. オーブンを温めている間に取り出したパイ皮にグラニュー糖をふりかけ、その上からさらに粉砂糖をふりかける。
  7. 200度に温めたオーブンで5分ほど焼きます。砂糖が溶けて飴状になったら完成。
  8. 次にリンゴのカラメリゼを作る。リンゴの皮を剥き、適当な大きさなカットする。
  9. 鍋にグラニュー糖を入れて中火にかけ、カラメルを作る。端から焦げてくるので鍋を回して全体的に焦げるよう砂糖を全体的に散らし、焦がす。
  10. 好みの焦げと香りになったら火をとめてバターを入れる。
  11. そこにカットしたリンゴを入れ、中火にかけ、レモン汁を入れる場合はここで加える。
  12. リンゴが好みの柔らかさに煮上がったら火を止める。
  13. 焼き上がったパイ皮の上に煮たリンゴのカラメリゼを乗っけ、好みでバニラアイスクリームを乗せて食べる。

Yoko Kadokawa

バリエーション豊かな作風で雑誌、Web、書籍、モバイル、広告など様々な媒体で活躍するイラストレーター。デジタル、手描きを問わず、時に美しく、時にコミカルに、常に独自の世界を作り出す。

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