ある日のこと、保存食置き場を片付けていたらサワーチェリーのシロップ漬けの瓶詰めが出てきました。

ちょっと前にオシャレなイタリアン食材店でパッケージに引かれて購入したものです。
賞味期限が迫っていたこともあり、これでおやつを作ることにしました。市販の冷凍パイシートを使った簡単チェリーパイのミルフィーユ風です。
「パイがサクサク。別々につくるお手軽タルトタタン風アップルパイ」でもご紹介しましたが、冷凍パイシートだけをオーブンで焼き、中身は別に作っておいて食べる前に盛り付けます。
その方が簡単なだけでなく、パイがサクサクしてとても美味しいのです。
パイ皮
まずはパイを焼きましょう。
今回はナイフではなく凍ったままのパイシートを手で適当な大きさと形に割って天板に並べて焼きます。
材料
- 冷凍パイシート 適量(今回は「ベラミーズ」のものを1枚)
- グラニュー糖 適量
- 粉砂糖 適量
作り方
- カチカチに凍った状態の冷凍パイシートを手で適当な大きさと形に割り、天板に並べます。
- その上に天板の重石を乗せ、200度に予熱しておいたオーブンで10分焼き、温度を180度に下げてさらに5分焼きます。
- 一旦オーブンから取り出し、オーブンの温度を再び200度に上げます。
- オーブンが200度に温まるのを待っている間にパイ皮にグラニュー糖をふりかけ、その上から粉砂糖も振りかけます。
- 200度のオーブンにパイ皮を戻し、さらに5分ほど焼きます。砂糖が溶けて飴状になったら出来上がりです。オーブンから出して冷ましておきましょう。
※ 冷凍パイシートを使ったサクサクパイの作り方はこちらで写真付きで詳しくご紹介してます。参考にしてください。
中身の作り方
作り方というほどでもないですが、シロップ漬けなのでシャバシャバしているところに少しトロみを付けます。
甘さは瓶詰めの中身に合わせてお好みで調整してください。
材料
- サワーチェリー(又はお好みの果物)のシロップ漬け 適量(今回は1カップ半くらい)
- 砂糖 適量(今回は大さじ1.5くらい)
- コーンスターチ 適量(今回は大さじ1くらい)
作り方
1. 鍋に砂糖とコーンスターチを入れて混ぜます。

2. そこにサワーチェリーのシロップ漬けを汁ごと入れてよく混ぜ、中火にかけてとろみがつくまで混ぜながら煮ます。
コーンスターチの粉っぽさが残らないように、必ず一旦沸騰させてください。ポコっと沸騰し、お好みの甘さととろみになったら出来上がりです。

盛りつけ
お皿にパイ皮とチェリーを交互に盛りつけます。

バニラアイスクリームやホイップした生クリームを添えても美味しいですね。
このサワーチェリーの瓶詰め、種有りでちょっと食べにくかったのですが酸味がしっかりあってとても美味しかったです。
また見つけたら買おうと思います。
Photo by Yoko Kadokawa
簡単チェリーパイのミルフィーユ風

サクサクに焼いたパイ皮とサワーチェリーのフィリングをミルフィーユ風に盛り付け
市販の冷凍パイシートを焼き、瓶詰めや缶詰のサワーチェリーを煮たものをサンドするとお手軽にミルフィーユ風のチェリーパイが出来上がります。
バニラアイスクリームやホイップした生クリームを乗せるとさらに豪華に!
食材
- 冷凍パイシート 1枚
- グラニュー糖 適量
- 粉砂糖 適量
- サワーチェリーの瓶詰め又は缶詰 汁ごと1カップ半
- グラニュー糖 大さじ1と1/2程度
- コーンスターチ 大さじ1程度
- バニラアイスクリーム又はホイップした生クリーム(お好みで)
手順
- まずパイ皮を焼く。オーブンを200度に予熱する。
- 天板にクッキングシートを敷き、凍ってる状態の冷凍パイシートを適当に手で割って乗せる。
- パイ生地の上にクッキングシートをかぶせ、その上からもう1枚天板を重ねて重石にし、200度のオーブンに入れて10分焼く。
- 10分経ったら温度を180度に下げてそのままさらに5分ほど、淡い狐色になるまで焼く。
- パイ皮をオーブンから取り出し、オーブンを200度に戻して温める。
- オーブンを温めている間に取り出したパイ皮にグラニュー糖をふりかけ、その上からさらに粉砂糖をふりかける。
- 200度に温めたオーブンで5分ほど焼く。砂糖が溶けて飴状になったら完成。
- パイを焼いている間に中身を作る。鍋に砂糖とコーンスターチを入れて混ぜ合わせる。
- 8に瓶詰め(缶詰)のサワーチェリーを汁ごと入れてよく混ぜ、混ぜながら中火にかける。とろみがついてボコっと沸騰し、コーンスターチに火が通ったら出来上がり。
- お皿に焼き上がったパイ皮を乗せ、その上からサワーチェリーの中身を乗せる。それを繰り返し重ねて盛り付ける。
- 好みでバニラアイスクリームやホイップした生クリームを乗せて食べる。