バターが大好きで、バターたっぷりのバターミルクビスケット(英国風に言うとスコーン)をよく作るのだが、バターを全く使わないこのヨーグルトビスケットもよく作る。
なんせ冷たいバターを細かく切って練り込むという作業が無いので、作るのがとても簡単だからだ。
材料をグルグルっと混ぜて適当な大きさにわけてオーブンで焼くだけ。
格好良く焼きたければ生地を伸ばして型抜きすれば良いが、それが面倒なら「台の上で麺棒で伸ばし、型で抜く」作業すら省略することができる。
バターは入っていないのでバターの香りを期待して食べると物足りないだろうが、私のようなバター好きは焼きたて熱々のビスケットにバターを乗っけてトースト感覚で食べれば良いのだ!
食感はバターミルクビスケットとパンケーキの中間で、外は固め、中はフワフワ。
チーズやベーコンを混ぜ込んで焼いても美味しいし、甘さが欲しければ砂糖やシナモンシュガーを入れても良い。
アレンジが自由自在な上、目分量で作れる「ずぼら料理」。
オーブンさえあれば、家にある材料だけで簡単にできるのでオススメだ。
材料
基本の材料として用意するのはこれだけ。
- 小麦粉(薄力粉)
- ベーキングパウダー
- 塩
- プレーンヨーグルト
- 牛乳
分量は、小麦粉:ヨーグルト:牛乳=4:1:1が目安。
つまり小麦粉が1カップなら、ヨーグルトと牛乳はそれぞれ1/4カップになる。
ヨーグルトはプレーンヨーグルトでなくても問題ない。甘味のついているものやフレーバー付きのヨーグルトを使うと出来上がりの甘さや風味が変わるだけなので、好みのヨーグルトを使えば良い。
作り方
まず最初にオーブンを190度に温めておく。
ボールに小麦粉を入れ、そこに多めのベーキングパウダーと塩ひとつまみを入れ、よく混ぜる。(甘いビスケットを作る時は、この段階で砂糖を入れてよく混ぜる。)

別のボールにヨーグルトと牛乳を入れ、混ぜておく。

粉にヨーグルトと牛乳のミックスを入れ、ゴムベラなどでサクッと混ぜ合わせる。


もし具を入れたければこの段階で入れ、捏ねないようにざっくり混ぜる。

生地を粉をしたまな板に移して一つにまとめ、麺棒で2〜3センチくらいの厚さに伸ばす。
厚い方が仕上がりがふんわりする。
それをコップなどで丸く型抜きするか、ナイフで適当な形にカットする。


それをクッキングシートを敷いた天板に並べる。
もし、生地がベタついて扱いにくければ麺棒で伸ばしたり型抜きするプロセスは省略して、ボールから生地をスプーンなどですくい、クッキングシートを敷いた天板にポトりと落とせば良い。
生地がベタついてなくても、型抜きプロセスを省略したければ適当な分量にちぎって天板に並べれば良い。
それを190度のオーブンで約15分焼けば出来上がりだ。


ご覧の通り、中はふんわり。
焼き立ての熱々にバターを乗っけ、トロリと溶け始めたところをパクッと食べるのが最高に美味しい!

ヨーグルトビスケット

プレーンなヨーグルトビスケット
粉にヨーグルトとミルクをグルグルっと混ぜ、オーブンで焼くだけでフワフワのヨーグルトビスケットの出来上がり。
ベーコンやチーズを練り込んだり、生地に甘味をつけてシナモンシュガーやレーズンを混ぜ込んだり、アレンジは自由自在です。
面倒なら「伸ばして型抜き」も省略し、生地をスプーンですくったり、手で適当な大きさに分けて天板に並べて焼いてもOKです。
食材
- 薄力粉 1カップ
- ベーキングパウダー 小さじ1
- 塩 ひとつまみ (甘いのが良い場合は砂糖大さじ1程度)
- ヨーグルト 1/4カップ
- 牛乳 1/4カップ
手順
- オーブンを190度に予熱しておく。
- 薄力粉、ベーキングパウダー、塩(甘味をつけたい時は塩の代わりに砂糖大さじ1)を入れてよく混ぜる。
- 別のボールにヨーグルトと牛乳を入れて混ぜる。
- 2に3を入れ、ゴムベラなどでさっくり混ぜる。(ベーコンやチーズなどの具を入れる時はここで入れる。)
- 粉をしたまな板の上に4を移し、1つにまとめて2cmくらいの厚みに伸ばす。コップなどを使って丸く型抜きするか、ナイフで4つくらいにカットする。(このプロセスを省略する場合は、スプーンなどですくって適当な分量を直接6の天板に乗せれば良い。)
- 5をクッキングシートを敷いた天板に並べ、190度のオーブンで約15分焼いて出来上がり。