近所の八百屋で苺を買い、家路を急いでいたら、買い物バッグのてっぺんに乗っけていた苺をうっかり真っ逆さまに落っことしてしまった。
家に帰って確認してみると、案の定あちこち傷だらけになっている。

食後のデザートにそのまま食べるつもりだったが、哀れな姿を見て急遽予定を変更。全て細かくつぶして苺のフローズンヨーグルトを作ることにした。
フローズンヨーグルトは案外簡単にできるのだ。
ホイップした生クリームに倍量のヨーグルトを混ぜて甘みをつけ、数時間凍らせれば良いだけ。凍らせる前につぶした(つぶれた?)苺を混ぜ込めば苺のフローズンヨーグルトの出来上がり!
このレシピはかれこれ20年近く前に誰かに教えてもらい、以来何度も作っている。とても簡単なのでレシピはすぐに覚えてしまった。あっという間に美味しい苺のフローズンヨーグルトができるので、我が家では毎年苺の季節に登場する定番デザートになっている。
苺はどうせつぶすのだからお買い得品で十分。高級なブランドものを買う必要は無く、見た目が悪くても小粒でも美味しくできる。
てことで、早速作ってみよう。
まず苺のヘタを取って4〜6つくらいにカットし、ボールに入れる。

そこに砂糖を大さじ1〜2杯入れ、フォークで混ぜながら押しつぶす。粒々を残しても良いし、しっかり全部つぶしてしまってもOK。

他の作業をしている間に砂糖も溶けるので、そのまま放置しておく。
別のボールに生クリーム1パックと砂糖大さじ6程度を入れ、ホイップする。


そこにプレーンヨーグルトを1パック入れてよく混ぜる。

生クリームとヨーグルトが混ざったら、つぶした苺を汁ごと全て混ぜる。

もし、大人の味にしたければ、ここでリキュールを加えても良い。
味見をして甘さが足りなければ砂糖をさらに加えてよく混ぜる。凍らせると甘みを感じにくいので、少し甘めにする。
凍らせるのが面倒な場合はこのまま食べても美味しいが、ジェラート風に半分凍った状態が最高なので、是非2時間以上冷凍庫で凍らせて欲しい。
アイスクリームメーカーがある場合は、アイスクリームメーカーを使うと短時間で滑らかなフローズンヨーグルトになるのでおすすめだ。
あいにく、長年うちで使っていたアイスクリームメーカーは引越しの時にこれまた落っことして壊してしまったので、今回はバットに入れて冷凍庫へ。

フリーザーで2時間凍らせると端っこがほどよく凍っているはず。よくかき混ぜてもう一度フリーザーに戻す。
好みの状態になるまでだいたい30分〜1時間おきに「フリーザーから出して混ぜる」を繰り返す。よく混ぜて空気を入れるほうが滑らかに仕上がる。

好みの状態に固まったら器に盛って出来上がり。

完全に凍らせるとガチガチに固くなるので、半分くらい凍っている状態が一番美味しい。
苺のフローズンヨーグルト

苺のフローズンヨーグルト
材料4つで出来る自家製ストロベリーフローズンヨーグルトは家の冷凍庫でも簡単に作れます。
凍らせずにそのまま食べても美味しく、ジェラート風に半分凍らせるともっと美味しい!
ヨーグルトと生クリームが2:1ならしっかりフローズンヨーグルト風に、1:1ならよりアイスクリーム風になります。お好みで調整してください。
アイスクリームメーカーを使うと滑らかに仕上がります。
食材
・いちご 1パック
・生クリーム 1パック(200cc)
・プレーンヨーグルト 1パック(400cc)
・砂糖 大さじ6〜8程度
・リキュール(お好みで) 適量
手順
- イチゴのヘタを取って小さくカットし、ボールに入れる。
- 1のイチゴに砂糖大さじ2を入れ、フォークで混ぜながらつぶす。
- 生クリームに残りの砂糖を入れ、泡立てる。
- 3にヨーグルトを入れて混ぜる。
- 4に2のイチゴを汁ごと入れて混ぜる。(リキュールを入れる場合はここで入れる。)
- 5を金属製のバットに入れてフリーザーで2時間凍らせ、空気を入れるようによく混ぜる。
- 好みの状態になるまでだいたい30分〜1時間おきにフリーザーで凍らせては混ぜるを繰り返す。
- 器に盛ってできあがり。
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