ズッキーニが山積みになって安く売られているのを見ると「夏だな」と感じる。
そして作りたくなるのがズッキーニと青ネギとミントのワインヴィネガー炒めだ。
今や我が家の夏の味になった料理だが、最初に出会ったのは何年も前、ニューヨークに住んでいた頃だ。
ある日テレビで料理番組を見ていたら、イタリア料理のシェフが紹介していたのがこれ。「ズッキーニとミントはよく合う」という彼女の言葉に「ほほう!」と興味を惹かれた。
ミントと言えば、うちではミントジュレップやモヒートなどのカクテルに使うか、デザートにちょいと添えるくらいで、野菜の炒め物になど使ったことがない。
テレビの向こうでレシピを説明するシェフの大雑把な分量や簡単な作り方、出来上がったら室温になるまで放置して冷めてから食べろというのも気に入り、早速材料をそろえて作ってみたところ、これが予想以上に美味しい。
清々しいミントの香りが確かにズッキーニとよく合う。
たっぷりのオリーブオイルで炒めているのに、ヴィネガーが入っているせいかさっぱりしている。
熱々を食べるのではなく、冷めてから食べる料理なので、一度に大量に作って作り置きもできる。
翌日残り物をサンドイッチの具にしても美味しい。
以来気に入ってヘビロテしている野菜料理の一品だ。
何度も作っているうちにテレビで紹介されていたものから少しずつ違うものに変化していると思うが、分量や作り方の順番が多少違ってもおいしくできるので、ズッキーニのシーズンには必ず作りたくなる料理である。
材料
・ズッキーニ 小5〜6本(800〜900g)
・青ネギ 1束
・ミントの葉 10枚〜(使うミントによって香りの強さが違うので、好みで調整する)
・EVオリーブオイル 大さじ3〜4
・ワインヴィネガー(赤でも白でもOK) 大さじ3程度
・塩

作り方
ズッキーニは1cm幅の輪切り、青ネギは3〜4cmくらいのざく切り、ミントもざく切りにしておく。
熱く熱したフライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、強めの中火でズッキーニの両面がカラメライズするくらいよく焼く。

一度に全部焼けないので、何回かに分けて焼くと良い。
ズッキーニが全て両面焼けたら全てフライパンに戻し、青ネギと塩ひとつまみを入れて炒める。

ズッキーニを味見してみて、塩が足りなければもう少し足し、塩味を決めておく。
塩味が決まったらズッキーニとネギをフライパンの片側に寄せ、フライパンを傾けて空いたところにワインヴィネガーを大さじ3程度入れて沸騰させる。
ワインヴィネガーを少し煮詰めてからズッキーニと絡め、水分を飛ばす。
水分がなくなったら火を止め、刻んだミントを入れてよく混ぜる。
そのまま室温まで冷まし、冷めてからいただく。

ズッキーニと青ネギとミントのワインヴィネガー炒め

ズッキーニと青ネギとミントのワインヴィネガー炒め
ミントの香りが爽やかな、夏に食べたいズッキーニの炒め物です。
室温で食べる料理ですが、冷たく冷やしても美味しく、作り置きできます。
トマトソースのパスタとこれだけで立派なベジタリアンディナーになります。
サンドイッチの具としてもオススメ。
ミントはスペアミントがオススメです。ものによって香りの強弱があるので、使う量はお好みで調節してください。
ワインヴィネガーは赤でも白でも美味しくできます。
食材
- ズッキーニ 800〜900g(小ぶりのもの5〜6本くらい)
- 青ネギ 1束
- ミントの葉 10〜50枚(お好みで調節してください)
- エキストラヴァージンオリーブオイル 大さじ3〜4程度
- 塩 適量
- ワインヴィネガー(赤でも白でもOK) 大さじ3程度
手順
- ズッキーニは1cm幅の輪切りに、青ネギは3〜4cmのざく切りに、ミントはざく切りにする。
- 熱く熱したフライパンにオリーブオイルをたっぷり目に入れ、ズッキーニの両面がカラメライズするまで強めの中火で焼く。フライパンに一度に入りきらない場合は数回に分けて焼くと良い。 3.ズッキーニが全て焼けたら分けて焼いた分も全てフライパンに戻し、青ネギと塩ひとつまみを入れて青ネギがしんなりするまで炒める。
- 味見をして塩が足りなければ足し、塩味を決める。
- ズッキーニと青ネギを片側に寄せてフライパンを傾け、空いたところにワインヴィネガーを入れて沸騰させる。
- ワインヴィネガーが少し煮詰まったらズッキーニと混ぜ合わせ、水分がなくなるまで炒める。
- 水分が無くなったら火を止め、ミントを投入してよく混ぜる。
- 室温になるまでそのまま冷まし、冷めたら出来上がり。
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