久しぶりに街に出て、日比谷ミッドタウンの地下を歩いていたらお店が開いていた。
人通りもまばらで、お店にもまだお客は少ない。
夕方になると一杯やってるお客で賑わっている「住吉酒販」の立ち飲みコーナーも、今日はまだ一人しかいない。
だが看板に並ぶ12本のボトルたちはいつものように「おっとっとっと」てな感じの千鳥足で行列を作っている。このボトルたちの行列を見るたびに、なんだか楽しそうだなぁと思う。
でもお店がこれまでのように賑わうのは、きっと新型コロナが落ち着いてからなのだろう。
ちと寂しいが仕方ない。
だって、もっと寂しいのは、それまでの間、いつものお店がしっかりと立っていられるような新たなサポートのニュースがないことなのだから。
