使うたびに「これ買ってよかったな〜」とほくそ笑んでしまう。それがこの計量みそマドラーだ。
一見コロンとしたミニ泡立て器のようにも、作りかけの短いバトンのようにも見えるが、大きさの違う球状の「かご」が両脇についていて、それぞれ計量できるようになった味噌専用のマドラーである。
使い方は簡単だ。
味噌にこのマドラーをブスッとツッコミ、味噌の中でマドラーを1、2回くるくると回して引き上げる。
すると小さい方で大さじ1、大きい方で大さじ2くらいの味噌が取れる。
それをそのまま鍋の中の温かい出汁に入れて左右に振ると、「かご」の中の味噌があれよあれよと言う間にだし汁に溶けて味噌汁が出来上がるのだ。
なんということもないとても単純なことなのだが、これが驚くほど楽ちん。
これまでは味噌をスプーンで適量取り、それを鍋の中に沈めてお玉とそのスプーンを使いながら味噌を溶いていたのだが、味噌マドラーがあるとその作業がマドラー1つで完了する。
ぐさっ、くるくる、ぽちゃん、ゆさゆさ。
たったそれだけのことなのに、味噌汁作りがこれほど楽になるとは思いもしなかった。
実はこの計量みそマドラー、SNSで皆が絶賛しているのを見てとても興味をそそられたのだが、台所で使う道具類をこれ以上増やしたくなくて買うのを躊躇していた。
しかもお値段は1つ1500〜1600円もする。
味噌をスプーンとお玉で溶くことに特に不便も不満も感じていなかったのだから当然といえば当然。
だが人間一旦便利な道具を知ってしまうと元には戻れない。これがあるとないとでは味噌汁作りの楽ちん加減が大違いの逸品。
我が家ではもはや必需品なのである。

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