桜のマドレーヌ

どこにも出かけないゴールデンウィーク。

天気もあまり良くないので、せめて家の中をすっきりさせようと、ずっと後回しにしていた買い置き食料品の整理をすることにした。すると出てくる出てくる。自分では買うことのない(だから使わずに片付けっぱなしになっている)もらいものの珍しい食品の数々。

その中には誰かからいただいた「桜茶」用の桜の花の塩漬けがあった。

封を切って蓋をあけると桜の香りがふわりと漂う。中袋には塩まみれの八重桜の花がいっぱい入っていた。

水で塩を洗い落とし、湯呑みに入れて白湯をそそぐと桜の香りの広がる桜茶になるし、炊き立てのご飯に混ぜると桜ごはんになる。

桜の季節になったらそうやっていただこうと思っていたのに、すっかり忘れているうちに桜は散ってしまい、窓の外を見るともうツツジが咲き始めている。

ツツジの花を見ながら桜茶と桜ごはんはあんまりそそられないので他のアイデアをネットサーフィンしていると、桜の塩漬けを飾ったパウンドケーキが画面にあらわれた。

「お! これはいいかも。」

と甘いものに目がない私は思わず飛びつく。

パウンドケーキのかわりにマドレーヌにすればもっとお手軽に作れるし、よーし、桜のマドレーヌを作ってやれ!

マドレーヌは生地を混ぜた後で冷蔵庫で休ませてから焼くほうが美味しく上手に作れる。しかも時間のある時に生地を作っておけば好きな時に焼けるのも嬉しい。

いつもはレモンの皮をすり下ろしたものを入れるが、今回は桜の香りを楽しむためにレモンは省略して作ることにした。

材料はこんな感じ。

桜のマドレーヌの材料

マドレーヌ型6個分
・卵(Mサイズ) 1個
・砂糖 50g
・はちみつ 大さじ1
・薄力粉 50g
・ベーキングパウダー 1つまみ(小さじ1/8)
・バター 50g
・桜の花の塩漬け 適量

*その他、型に塗る用のバター(または植物油)と小麦粉(あれば強力粉)も用意する

桜のマドレーヌの生地の作り方

まずはバターを小鍋に入れて弱火にかけて溶かし、使うまでそのまま冷ましておく。(電子レンジでチンして溶かしてももちろん良いのだが、前回レンジの中でハネ散って掃除が大変だったので、今回は鍋で。)

ボウルを用意してそこに卵を割り入れて溶きほぐし、砂糖を加える。

これを人肌くらいのお湯が入った鍋の上で湯煎にかけながら泡立て器でよく混ぜる。

要するに砂糖を溶かすのだ。わりとすぐに砂糖が溶けるので、溶けたら湯煎から外す。

ここに蜂蜜を入れてさらによく混ぜあわせる。

お次は粉だ。

薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい、卵のボウルに入れて滑らかになるまで混ぜる。

私はいつもボウルの上に網を乗っけてふるいにかけながらボウルに入れる方式。

そこに溶かしバターを3〜4回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。

いつものマドレーヌならここでレモンの皮のすり下ろしをたっぷり入れるのだが、今日は無し。

ボウルにラップをして冷蔵庫で最低1時間休ませる。休ませるとベーキングパウダーが馴染んできれいに焼けたマドレーヌの証であるおへそがぷっくり出やすくなるのだ。

生地は冷蔵庫で2日くらい保存できるので、あらかじめ作っておくと好きな時に焼ける。今回は1晩休ませた。

桜のマドレーヌを焼く

マドレーヌ生地を冷蔵庫で休ませている間に型にバターを薄く塗って強力粉をはたき、使う直前まで冷凍庫で冷やしておく。

ここでオーブンを170度に余熱し始める。うちのオーブンは小さいので、他の作業をしているうちにオーブンがタイミングよく温まる。

オーブンを温めている間に桜の花の塩漬けをそっと水洗いして塩を洗い流し、水気をしぼっておく。

マドレーヌ型を冷凍庫から取り出し、冷蔵庫で休ませておいた生地を8分目くらい入れる。

その上に水気を絞った桜の花の塩漬けを適当に飾り、170度に温めておいたオーブンに入れて15分焼く。

焼き時間はオーブンによって多少違うが、焼き時間の最後のほうでマドレーヌの真ん中がデベソのようにぷっくり膨らんでくる。

爪楊枝を刺してみて生焼けの生地がついてこなければ焼き上がり。

すぐに型から外して網の上で冷まして出来上がりだ。

桜のマドレーヌ

中央にぷっくり膨らんだデベソがきれいに焼けたマドレーヌの証なので、デヘソを見せびらかすように皿に盛る。

デベソが可愛い桜のマドレーヌ

ほんのり桜の香りと塩味がバター風味のしっとり甘いマドレーヌ生地によくあって美味しい。

レモン風味のマドレーヌも良いが、桜もまた良し!

桜のマドレーヌ

  • 分量: マドレーヌ型6個分
  • 難易度: 簡単
  • 印刷

桜の花の塩漬けを飾ったマドレーヌ

マドレーヌの上に桜の花の塩漬けを飾ると桜の香りが広がる甘塩っぱいマドレーヌに!
生地は時間のある時に作って冷蔵庫でしっかり休ませておくと、おへそが綺麗に出てきます。

食材

  • 卵(Mサイズ) 1個分
  • 砂糖 50g
  • はちみつ 大さじ1
  • 薄力粉 50g
  • ベーキングパウダー 1つまみ(小さじ1/8)
  • バター 50g
  • 桜の花の塩漬け 適量
  • *その他、型に塗る用のバター(または植物油)と小麦粉(あれば強力粉)

手順

  1. 卵をボウルにいれて溶きほぐし、砂糖を加える。
  2. ボウルを湯煎にかけながら泡だてて砂糖を溶かす。
  3. 2のボウルを人肌くらいのお湯で湯煎にかけながら泡立て器でよく混ぜながら砂糖を溶かす。砂糖が溶ければ湯煎から外す。
  4. 3にはちみつを入れてよく混ぜあわせる。
  5. 薄力粉とBPを合わせてふるい、4のボウルに入れて滑らかになるまで混ぜる。
  6. 5に溶かしバターを3〜4回に分けて入れ、その都度よく混ぜる。よく混ざったらラップをかけ、冷蔵庫で1時間以上休ませる。(休ませるとヘソがきれいに出る)
  7. マドレーヌ生地を冷蔵庫で休ませている間に型にバターを薄く塗って粉をはたき、使う直前まで冷凍庫で冷やしておく。
  8. オーブンを170度に温める。
  9. 桜の花の塩漬けをそっと水洗いして塩を洗い流し、水気をしぼっておく。
  10. 冷凍庫から型を取り出し、冷蔵庫で休ませておいた生地を8分目くらい入れる。その上に水気を絞った桜の花の塩漬けを飾り、170度に温めておいたオーブンで焼く15分焼く。
  11. 焼き時間の最後のほうでマドレーヌ の真ん中がデベソのようにぷっくり膨らんでくる。爪楊枝を刺してみて生焼けの生地がついてこなければ焼き上がり。すぐに型から外して網の上で冷ます。

Sooim KIM 

面白い映画、演劇、ドラマを求めてあちこちをさまよいつつ、美味しいものを食べ、好奇心にまかせていろいろ作る。

桜のマドレーヌ」への2件のフィードバック

Leave a Comment

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中