家で簡単にジンジャーエールを作れるようにとジンジャーシロップを作ったら、大量に生姜の搾かすができた。
じっくり煎じて生姜エキスを搾り取ったとはいえ、搾かすにもまだまだ生姜の香りと歯応えが残っている。捨てるのはもったいないので、あっという間にできて作り置きにもなる佃煮にすることにした。
というよりも、実はそれを見越してジンジャーシロップを作ったのだ。
シロップを作る時に最初から砂糖やスパイスを入れずに水だけで煮るのは、搾かすの生姜を他の料理に使いやすいようにという魂胆である。
てことで、当初の思惑通りにジンジャーシロップを作った残りの搾かすで新生姜の佃煮を作っていこう。
まずは平鍋に調味料を入れる。
それぞれ大さじで、酒2、醤油2、みりん2、砂糖1くらいを入れて火にかける。

ひと煮立ちしたらここに新生姜の搾かすをどさっと入れる。

あとはこれをよくかき混ぜながら水分がなくなるまで中弱火でじっくり煮しめるだけだ。

水分が無くなったら香りに炒りゴマを大さじ1くらい入れる。

1分ほど炒りつけて、ゴマが香ばしくなったら火を切って完成だ。

長時間茹でて絞った生姜を使っているので辛さはマイルド。もしも辛いのがお好きなら、搾かすではなくさっと茹でただけの新生姜を使うとよい。
炊き立ての白いごはんによく合って、ご飯がよくすすむ。
煎茶のお茶うけにもオススメだ。

ジンジャーシロップを作った後に作る新生姜の佃煮

新生姜の佃煮
新生姜で自家製ジンジャーシロップを作ったら、残った生姜の搾かすを佃煮にするとマイルドな絡みの美味しい一品になります。
もし辛いのがお好きななら、搾かすではなく生の新生姜で作ってください。その場合、千切りにした生の新生姜を2〜3分茹で、よく水気を切ってから使います。生の新生姜で作るとピリッと辛みの効いた佃煮になります。
甘めの佃煮が好きな方は砂糖の量を倍にしてもOK。
食材
- 生姜シロップを作った後の新生姜の搾かす お椀1杯分(又は生の新生姜200g程度)
- 酒 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 炒りごま 大さじ1
手順
- 生姜シロップを作った後の搾かすを使う場合は2に進む。生の新生姜を使う場合はきれいに洗い、皮ごと千切りにして、水から茹でる。沸騰したら2〜3分煮て茹でこぼし、よく水切りしておく。
- 平鍋に酒・醤油・みりん・砂糖を入れて火にかけ、調味料をひと煮立ちさせる。
- 調味料が沸騰したら1の生姜を入れてよくかき混ぜながら中弱火で煮しめる。
- 水分がなくなってきたら炒りゴマを加え、ゴマの香りがするまで1分ほど煎り煮して完成。